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手湿疹に対する漢方治療の効果

  湿疹は臨床でよく見つける疾患です。西洋医学でなかなか効果を得られない患者さんが漢方治療で症状を改善したケースは多い。最近、本院では漢方薬で手湿疹の患者さんを治療しよい効果を得たので紹介させていただきます。
 女性 23歳  
 主訴:手湿疹が治らない。
 現病歴:7歳からアトピーや手湿疹が発症をしました。中学卒業頃に一時治りましたが、仕事を始めた1年前から悪化しました。皮膚科でアトピー、手湿疹だと診断され治療を受けましたが症状の改善が見られませんでした。車整備の仕事をしています。手の傷で痛みと痒みがあって仕事が大変なので当院の漢方治療を求めました。またニキビ、寝汗、便秘、生理不順を伴います。ストレスがある時や生理の1週間前、手の症状が増悪し局部の痒みが辛くてイライラします。
 所見:両手の皮膚に水疱・皹裂・カサカサが酷く見られました。
 中医学診断:湿熱傷陰、肝鬱血お型。治療は清熱利湿、養陰調経の温清飲などを10日分処方しました。
 二診:10日分の薬を飲んだ後、水疱・皹裂・カサカサの症状がほぼ見られなくなり、仕事による傷が見られました。痒みも大分減りましたし便秘も改善されて食欲が普通に戻り生理の前ですが嫌な症状が出てないと。イライラが減りましたが仕事に心配をしやすい方で首と肘の皮膚が痒い。それに対して前回の処方にストレスを改善する漢方薬を加えて1ヶ月分を処方しました。その後本人からお陰様で手がよくなったよというお電話をいただきました。
 考察:手湿疹の最初の原因としては、接触性皮膚炎がほとんどです。 水仕事を頻繁に行うことにより、手指の皮脂のバリアが壊れてしまいます。 バリアが壊れた皮膚には、洗剤やせっけん、シャンプーなど、本症例の患者さんが車の整備をするので手に触れる機会の多いものが刺激となり炎症を起こして、湿疹ができてしまうのです。また 乾燥シーズンの秋から冬にかけて悪化しやすいようです。さらにもともと皮脂の分泌量が少ない人やアトピー体質の人は、手湿疹になりやすいのですが、食事の不摂生、不規則な日常生活(睡眠不足や過労など)、ストレスを受けやすい人も手湿疹になりやすいです。
 
 それに対して中医学では湿疹に現れる皮損により弁証をします。水疱の場合が湿邪、乾燥の場合が陰虚だと考えられます。治療は利湿や潤す漢方薬を処方します。ストレスや生理と関係がある時、ストレスを解消し、生理を調節する漢方薬を加え治療すれば、理想な効果を得られやすいです。
そのためにアトピー性皮膚炎・手湿疹などの病気に悩まれている方は是非当院へ受診をいていただきたいんです。

院長 長森夏弥子
 

〒226-0026
神奈川県横浜市緑区
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長森夏弥子(崔邁)